「帝王切開の傷跡はいつまでケアしないといけないの?」と思ったママに読んでほしい記事です。
退院してすぐにはじめた帝王切開の傷跡ケア。数日に一回とはいえお風呂上がりにテープを貼りかえるのは大変。
「赤ちゃんの世話で大変だから・・・」とついサボってしまった私の体験談をご紹介します。簡単にケアするための方法や対策についても書いています。
帝王切開の傷跡にテープをはるのはいつまで
帝王切開の傷跡ケアは一般的には半年〜一年。「傷跡を目立たせないようにしたかったら一年はテープを貼っておいてくださいね」と先生に言われました。
テープでケアしている場合、数日で貼り替えが必要(週に2〜3回)。一回のテープの貼り替えはそんなに面倒ではないですが、お風呂上がりにはり替えるので意外と時間がありませんでした。
帝王切開の痛みが治るのは思ったより早い
帝王切開の傷が治るのは意外と早いです。手術中に貼った保護テープは退院前に取れたので、傷は1週間以内にふさがっています。(とはいっても傷跡にお湯がかかるのが怖くて最初の二週間くらいはできるだけ避けてシャワーしていました。)
退院の時は「日常生活なんてできるの?」と不安になっていた痛みも1ヶ月検診の頃には痛みも気にならないほどになっていました。
一気に傷跡が引っ張れた時はたまに痛みがあることもありますが、半年もすれば日常生活では傷を忘れるくらいに違和感が無くなります。
痛みが消えたからといって傷跡ケアを怠ると・・・(体験談)
一人目の時は赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱいだった事もあり、1ヶ月検診が終わるとテープでケアする頻度が一気に減りました。気づいたら貼る程度で1週間に1日もテープは貼っていなかったと思います。
ただ、貼らなくても急に傷跡が目立つわけではありません。「貼っても貼らなくてもそんなに変わらないな」と思って放置していたら、半年後にはかなり帝王切開の傷跡はかなり目立つようになっていました。
どんな感じになったかというと、傷跡が広がって盛り上がっている感じ。ケロイド状というかミミズ腫れのような状態でした。色も薄いピンクではなく、濃い赤っぽい色に。
遠目にも見えるので、「やってしまった」って感じでした。
二人目出産のときに医師から教えてもらったところ、私はひどくない方。ひどい人は1cmくらいは盛り上がるとのこと。
悪くなってしまった帝王切開の傷跡ケア
帝王切開の傷跡は悪くなってからでもケアすることは可能です。できる前の予防よりは大変ですが、いくつか方法があるようです。
テープやシリコンジェル
傷跡ケア、予防と同じ方法になりますがテープやシリコンジェルでのケアで今より目立たなくなることもあります。とは言ってもどれだけよくなるかは不確実。即効性はないのでかなり長い目で見る必要があります。
ずぼらさんは貼り替えの頻度が少ないものを選ぶのがおすすめです。
保湿(凹凸を軽減するジェルも)
保湿も有効な手段です。テープやシリコンジェルと併用するとテープのみ、保湿のみよりは有効。傷跡ケアに良いと言われているジェルやクリームを使うのがおすすめ。
妊娠線クリームですが、凸凹を軽減するジェルというのもありました。
参考妊娠線の凸凹を軽減する。産後のママがキラリボーテを使ったレビュー
病院で治療
病院で帝王切開の傷跡ケアができるようです。保険も適用になるよう。注射や外用薬、内服薬のどれか、もしくは併用で治療します。
通院の手間がかかるのがネックですが、思ったより負担は高額ではないため、「傷跡が目立ってから病院で直す」と割り切ってケアしていないママもいます。
簡単にできるケア方法もためしつつ、頑張ってケアしましょう
半年~1年と聞くと長いなーと感じる人も多いかもしれないけど、傷とは一生の付き合いです。手抜きできるように貼り替え頻度の少ないテープなどを試しつつ、頑張ってケアしましょう。