暑くなってくると気をつけたいのが「子どもの熱中症」。我が家でも、子どもと家で遊んでいて「何か様子がおかしい」と思って病院に連れて行くと熱中症だったと言うことがありました。
今年はかからないようにしたいので、熱中症を予防するための対策と便利グッズについてまとめました。
子どもは大人より熱中症にかかりやすい
熱中症は、高温多湿な環境でおこる症状。めまいや吐き気を感じたり、水分が取れなくなります。
呼びかけに反応しなくなるなど重度の症状がでる場合もあり、毎年かなりの人数が救急搬送されています。
熱中症の症状について説明されています。
子どもの方が体温の調整がしにくく、温度変化の影響を受けやすいので熱中症にかかりやすいです。地表からの距離も近いので、大人より地面からの熱の影響を受けやすくなっています。
熱中症といえば外で遊んでいる時にかかるイメージですが、実は屋内でも熱中症にかかる可能性があります。
特に子供とお年寄りの場合、熱中症にかかった人の約半数が屋内での発症だったと言うデータもあるので、家にいる間も子供の様子を見てあげることが大切ですね。
子どもの熱中症を予防するための6つの対策
子どもの熱中症を予防するための対策を6つにまとめました。
- 普段からの体調管理
- 顔色・汗のかき方を観察
- こまめな休憩と水分補給を!
- 日頃から暑さに慣れさせる
- 日陰を選んで遊ばせる
- 服装で予防!
- 汗をかいたらタオルで拭く
基本的なことですが、この6つはとっても大切です。
体温が高かったり顔がほてったり、汗をかいていない、ふらふらしているなどの症状が出たら、熱中症のサインです。子どもは自分で症状をうまく伝えられないこともあるので、保護者の方がしっかり見てあげることが大切ですね。
服装は帽子をかぶって体を締め付けず汗が乾きやすい衣服を選んであげましょう。
子ども向けの熱中症予防グッズ5選
子ども向けの熱中症対策グッズも出ています。熱中症対策とあわせてグッズも活用すると効果的です。
冷感タオル
体を冷やすのに有効なのは、「首」を冷やすこと(首、手首、足首)。
首を冷やすのに、手軽で使いやすいのが冷感タオルです。タオルを濡らして首にかけるだけでも随分すずしいですが、専用の商品がやっぱり楽。
冷却スプレー
冷却スプレーは体を冷やしたいときに便利。外で遊んでいる時も水に濡れずにさっと使えます。
帽子
基本ですが忘れてはいけないのがぼうし。デザインで選びたくなりますが、しっかりつばのある帽子で日差しを避けてあげましょう。
たれ付だと、さらに首のぶぶんが隠れるので体温が上がりにくくなります。日焼け防止にもなるので機能的です。
温湿度計
温度と湿度を両方測れる温湿度計はとっても便利。置き型でもいいですが、持ち運べる商品を買っておくと外出時に便利です。熱中症指数を測ってくれるものもあります。
冷却ジェルパッド
ベビーカーや抱っこ紐でお出かけしている人におすすめなのが冷却ジェルパッド。ベビーカーの座面にひいたり、抱っこ紐の背中部分につけて使います。
アイスノンみたいなものが入っているのですが、凍らせても柔らかく、痛くありません。思ったより長持ちします。
特に抱っこだと、赤ちゃんが暑そうだと思っていたのでよく使いました。
まとめ
対策しつつ、便利グッズも活用して今年は熱中症にならないように気をつけます。