低温調理器「デリシェフ」を使ったレビューです。
この記事ではデリシェフの使い方と、今回作ったレシピ(鶏手羽元の煮込み・固ゆで卵・玉ねぎスープ)をご紹介します。
低温調理器なら長時間の煮込み料理もできるかもと思って購入
私が低温調理器を試そうと思ったきっかけは煮込み料理をしたかったから。
(低温調理器=ローストビーフってイメージですが…)
というのも、娘がちょうど後追いの時期でちょっとでも離れるとギャン泣き。
長時間台所に立つことができません。
マルチクッカーを買おうか迷いましたが、鍋系はとにかく場所を取る。
しかもかなり高いので、買う勇気がなかなか出ませんでした。
そんな時に知ったのが低温調理器。
ローストビーフとか、お肉を美味しく調理するためというイメージが強かったけど、煮物やスイーツなど他にも色々レシピが。
値段も手頃で、鍋よりは場所を取らないので、低温調理器に決めました。
低温調理器の比較【どれにする?】
今回使ったのはショップジャパンで販売されているデリシェフ。
低温調理器といえば他にもBONIQやANOVAが有名です。
(できる機能は基本同じ)
ANOVAはアメリカ発の定番商品。
人気ですが、電源プラグの変換が必要だったり日本語マニュアルがないのがネックで断念。
BONIQは日本の会社が販売しているので日本にサポートセンターがあり、サポート面では安心。
レシピ集のHPもあったりしてかなり魅力的。
ちょっとリーズナブルだったのでデリシェフにしましたが、BONIQもおしゃれで良さそうでした。
低温調理器を使ってゆで卵と鶏とスープを同時調理!
低温調理器を使って作ったのは3品。
低温調理器で作った料理3品
- 手羽元の煮込み
- たまねぎスープ
- かたゆで卵
低温調理器といいつつ、今回は低温調理していません。
(90℃。適当レシピは後ろにのせました。)
鍋一つで何品も同時調理できると言うのはポリ袋調理でも同じなんですが、火を使わないというのが低温調理器のいいところ。
離乳食を食べさせたり寝かしつけしている間にできてました。
鶏肉も中までしっかり加熱されていて、たまねぎも甘くて美味しかったです。
低温調理器「デリシェフ」のレビュー【使い方】
デリシェフの大きさはこんな感じ。思っていたより大きい。
ブレンダーくらいあります。
考えたら、鍋に浸からないように入れるからこんなサイズだよね。
小さくできないので、収納場所は考えた方が良さそう。ずっしり重みがあります。
軽い鍋だったら倒れないか心配。
パスタを茹でるような寸胴鍋推奨。
一人暮らしの人は持っていないと思うので、一度確認してみてください。
デリシェフ(低温調理器)の使い方
デリシェフの使い方はこんな感じ
- 鍋にデリシェフをセットする
- 鍋に水を入れる
- デリシェフのスイッチを入れる
- 温度と時間を設定すると、プレヒーティング(余熱)が始まる
- 余熱が完了して設定温度になれば音がなってタイマーのカウントダウンが始まる
- あとはジップロックを入れて待つだけ。
手順にすると結構長いですが、やることはそんなにありません。
タッチパネルで操作します。
余熱すると、意外と温度が上がるのは早いです。ティファールみたいな感じ。
食材を入れると一時的に温度が下がるけど、調整してくれます。
加熱中はぶぶぶぶって動作音がしています。
60℃では湯気はたちませんでしたが、90℃設定の時は湯気が出ていました。
低温調理器のレシピ【手羽元の煮込み・玉ねぎスープ・ゆで卵】
今回は「手羽元の煮込み」と「玉ねぎスープ」を「固茹で卵」を同時調理しました。
レシピを載せておきますが、完全目分量です。できたらクックパッドの普通の手羽元レシピとか玉ねぎスープのレシピを参考にしてみてください。
まずは各材料をジップロックに入れてできるだけ空気を抜きます。
それぞれの材料はこちら
手羽元煮込み材料
- 手羽元
- 醤油大さじ2
- 酒 大さじ2
- 砂糖小さじ1
玉ねぎスープ材料
- 玉ねぎ1個
- 水300g
- コンソメスープ小さじ1
固茹で卵
- 卵3個
加熱時間は「90℃90分」。
使ってみて感じたデリシェフのメリット
メリット
火を使わないので、調理時間が長くてもつきっきりにならなくていいのは便利。たまに様子はみますが、火を使ってないので安心感が違います。
感動したのがお手入れの簡単さ。食材はジップロックに入れるので、低温調理器具にも鍋にも汚れはつきません。
お湯に浸かる下の部分は食器用洗剤で洗えるようになっています。(といっても水くらいしかつかないですが)
パックを分ければ混ざらないのでいろいろ一気に作りたいときに便利。工夫すれば鍋一つで晩御飯のおかず全部作るとかできます。
スープなんかは人数分にジップロックを分けて調理できたのでよかったです。
デメリット
思ったより水が大量に必要です。温泉卵1個とか、ラーメン袋麺のお一人ランチを調理するばあいとかには不向き。
なので、手軽さという意味では少しイマイチです。
低温調理器は使い方次第で料理が楽になりそう
いろいろ試して思ったのは「低温調理器活用したらもっと料理楽できそう」。
名前は低温調理器ですが、90℃まで上がるので大抵の食材はきちんと加熱できます。デリシェフは火を使わない調理家電としても活躍してくれました。
レシピがたくさんみたい人はBONIQがおすすめです